オフ・ブロードウェイ「ATOMIC A NEW MUSICAL 」観劇記

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よくよくあらすじを確認せず、日々の仕事の流れのまま劇場に入り、開演5分で「失敗したかなぁ」と来た事を後悔しかけた作品です。

まさか「ATOMIC」の意味が隠喩でもなんでもなく、そのものズバリ「原爆」だなんて。

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第2次世界大戦。ヒロシマに落とした原爆を作ったアメリカの科学者たちと、彼らを取り巻くアメリカ政府の話でした。

100人くらいのアメリカ人観客の中、日本人は僕たちふたりだけ(笑)

往年のハリウッドのように「アメリカ人だけが人間」のように、もし、描かれていたら、わかりやすく、目立つように席を立とう。そう耳打ちして、必要以上に挑むような気持ちで臨んだ(笑)作品でした。

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それでも、観ているうちにそんな安直な作品ではないと気が付きます。当然のようにアメリカ人は葛藤し、当然だけれども、日本側の視点も無視されず、俯瞰のまま物語は進んでいきます。ちゃんと、いいアメリカ人も、クズなアメリカ人も、出てきます。

オーストラリアで生まれた作品だけに、第3者の目でシッカリと描かれ、そして、その客観的な視点を持つ作品を持ってくるのも、またアメリカの一面なんだなと思いました。

思えば、あのポンコツ映画「パールハーバー」を最後に、イーストウッドが「硫黄島からの手紙」で“西洋ヒロイズム”という名の遺体を引き取って以来、ハリウッドにも、ブロードウェイにもそんなステレオタイプな作品は出てこなかった。

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扱うには(僕ごときがw アメブロごときでw)大き過ぎるテーマだけれど。

少なくとも、観た後、イヤな気持ちになる作品ではなかった。

オフの中でも、将来的にオンを目指してる作品だけに音楽も演技もシッカリとした作品でした。

もちろん、娯楽作品。楽しめます(^^)

 

 

ATOMIC | A New Musical