松井 引退セレモニー @ ヤンキースタジアム

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999069_427253967387917_217682930_nその瞬間、誰よりも近くにいました。

GODZILLA 松井 一日契約の引退セレモニー @ ヤンキースタジアム

目の前で、リタイアメントのサイン セレモニーを見たとき、特別に思い入れがあった選手ではなかったはずなのに、ファンの 「 HIDEKI-――!!! 」 という叫び声や、地鳴りのような歓声に、シャッター押すのを忘れるほど、こみ上げてくるものがありました。彼ほどニューヨーカーに愛された日本人選手はいない。

思えば2003年、計らずも彼の入団年に「DAILY SUN 」というスポーツ新聞を立ち上げた僕は、結果、彼のプレイを追いかけることが仕事の軌跡になっていました。

久々に見たユニフォーム姿に、やっぱりエンゼルスのユニフォームも、アスレチックスのも、レイズのも似合わないなと思わされるほど、ピンストライプが似合ってました。

始球式、僕の視線はライトの31番に。その瞬間すら、いつもどおりの肩慣らしのキャッチボールをしているICHIROに〝らしさ〟を見ました。

ガキの頃、オヤジにONをオンタイムで体感した自慢をされた記憶があります。KKは兄貴のおさがりだった気がします。唯一、誰のおさがりでもなく、僕たちの時代に体感できたのが、51番 (現・31番) と55番でした。

同世代でもNYで最も有名な日本人である彼はあまりに遠く、手の届かない存在で(当たり前やがな)仕事でひとことふたこと話しかけるチャンスがあった程度。握手時、やたら大きな手だったことだけは鮮明に覚えています。

セレモニー後の記者会見、最前列に座って間近で見ると、シーズン中には見せた事のない笑顔で僕の質問にも答えてくれました。その笑顔は、選手時代 どれだけのプレッシャーと戦ってきたかを物語っていました。

過去200回以上足を運んだこの場所に、ここまでの日本人の観客を見た事はありませんでした。ひょっとすると4割近くが日本人だったかもしれません。(もう、知り合いだらけw) NYの日系社会においても、ひとつの時代が終わったんだなと実感しました。

松井選手、お疲れ様でした!