Alice In Wonderland

カテゴリー: ミュージカル・他・舞台

昨夜の「Baby It’s You」に比べ、今夜のミュージカル「Alice InWonderland」は本当に面白かった。昼間のイースターパレードの余韻の残る、タイムズスクエア。マリオットマーキュリーの上、タイムズスクエアのど真ん中での劇場。期待してなかった分余計に。

久々に声を出して笑った。アメリカンジョークはビビる大木とかが真似するような、面白くない、わかりやすさと大げさなジェスチャーだけのものではない。(確かにあんなのもあるけど)。

ちゃんと前フリがわりと長時間に渡って効いて、100点満点のオチを出される場合も少なくない(俺、誰。)

「Alice In Wonderland」は悲哀と背中合わせの笑いも全編に施された日本人が観ても大笑いできる稀有な作品だと思う(だから、俺、誰。)

「アリスの不思議な国」のアダルトパロディ版と言えばいいのだろうか。不思議な国への案内としてのウサギがここではアリスを迎えに来ることを忘れてしまう。アリスは不思議の国に行くこともなく、とっくに成人し、ダンナとうまく行ってない平凡な主婦になっている。で、忘れた頃に「悪い、悪い」とウサギが迎えに来る。来るはずだったアリスが来なかったことにより、人生を狂わされた不思議の国の住人達(芋虫やハツカネズミ、トランプたち)がアリスにクレームを言い出す。例えばシャム猫はマーク・アンソニー風のラティーノの役者さんが演じ、出演者みんながいい味を出していた。

(お勧めだったのに、後日ニューヨークタイムスに酷評され、すぐにクローズとなってしまった。面白いと思ったけど。ブロードウェイはいくらお金をかけてもお客が入らなければ、本当に一日でクローズしてしまう例もあるという。世界のトップたる所以だ。だから俺、誰だ)