カーネギーで聞く「君が代」

「IBLA 音楽財団」の20周年記念のコンサートがカーネギーホールで行われた。

今年で20回を迎えるIBRA音楽財団のコンサートは若手育成を目的とした、将来の世界的音楽家たちの為の演奏会。世界中からピアニスト、ヴァイオリニスト、オペラ歌手などが集まった。イタリアのシチリア島イブラでの予選の入賞者が今回演奏する。

世界のセレブ達が招待される中、セレブでもない僕も知人の紹介により出席。場違い感、ハンパなし。ちょっと自分を俯瞰(ふかん)してワロてまう。(だって財団の名誉会長はデヴィ・スカルノ)コンサート終了後の場所を移してブルーム・バーグでのカクテル・レセプションパーティーでは、さらに浮いていた。

夫人とお会いするのは昨年末、ご自宅でインタビューさせていただいて以来。立ち話をして、覚えて頂いていたのは恐縮だが、その実、夫人の人柄を考えると不思議でないとも思える。テレビの怖いイメージは、とても優しい実際のデヴィさんとはまるで逆だ。

コンサートの途中、夫人は壇上で今回の東北大震災について語った。「日本は今、この未曾有の危機から、復興に向け一丸となって戦っています。」

観客は全員起立し、10歳の天才ピアニスト、ギャレット・うみちゃんの「君が代」演奏で被災地に追悼を表した。カーネギー・ホールに響く我が国家。

「君が代」で泣きそうになったのは僕自身、初めてのことだった。

関連サイト:
http://www.ibla.org/frontepaginadestra.php4
ameblo.jp/dewisukarno/