いるはずでなかった今日のニューヨーク

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朝起きると外は大雪だった。

この街では珍しい光景ではない。

ただ今日は困る。

今日から一週間、マイアミーべガスのバケーション!戻りは明けて2日の予定。

この日の為に今年後半頑張ってきたのに、この天候だと奴ら(航空会社)はすぐにフライトをあきらめる。

案の定、早朝6時40分のフライトはキャンセルされた。

おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。

飛べよ。ガッツでなんとか。

空港自体がクローズだと手も足も出ない。朝から電話で航空会社とつなぐものんきな保留の音楽がずっと流れてる状態が何時間も続く。サービス業の根本的なところが日本とこの国は違ってるので、いまさらそれには驚くことはないのだけれど。

ニューヨーカーたちはクリスマスが終わるとこぞってリゾート地、特にフロリダ、マイアミに避難する。今回のフライトキャンセルでいったい何人のニューヨーカーが足止めを喰らい、僕と同じ気持ちを味わってるのだろう。同じ回線に電話してるのだろう。

よりにもよって、バケーションフライトの日が今年一番の積雪量を記録した日にあたるなんて。

天候だけは誰のせいでもないので、怒りも失望もなく、笑うしかなかった。

それにしても、ものすごい数の乗客予定者が電話しているとはいえ、全然、電話がつながらない(笑)スピーカーにして待っていたので、とうとう保留音で流れる曲の歌詞覚えちゃったよ。しかも、ビューティフル!サンシャイン♫とか歌ってる曲をなぜ流すのだろう、こんな日に。

電話がつながるまで、逆にどこにも外出できない。できたところで交通機関はすべてストップだろう。結局、一日部屋でゆっくり電話がつながるのを待っている日に。

たまっていたDVDをまとめて観る。日本のバラエティ、映画、格闘技、嫌ってほどテレビの前に。

そこで気がつく。ここまで自宅でゆっくりできたのはいつ以来だろう。

皮肉なことに世界中のどこに行くよりリラックスできたホントのバケーションになっていた。

ただ窓から見える雪景色のエンパイアーステートビルをにらんだけれど。