最後の紙世代

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天皇誕生日を祝して67THは5番街とマジソンアベニューの間にあるNY大使官邸にご招待いただく。

官邸に入るのにキビシいセキュリティーを通る度、なぜか緊張する。悪いこと何もしてないのだけれども。

昨年に引き続き今年も、幣紙「WEEKLY BIZ」新春特別号にご挨拶文を頂いた西宮総領事大使は来年初旬に任期を終え帰国される。また新しい大使が入れ替わりで来られる。僕がこの街に来てから、西宮大使は5人目の大使だった。

大変お世話になりました。本当にお疲れさまでした。

大使はお会いする度、幣紙「WEEKLY BIZ 」を「いつも読んでいますよ」とおっしゃっていただく。

たとえそれが社交辞令でも、とても光栄に思い、昼夜問わず働いているうちのスタッフにその都度伝えるようにしている。

「情報のデジタル化」という言葉はもう10年以上前から言われている。「現場」の立場から言うと、特にここ2〜3年顕著にその現象は感じられる。

あのNYタイムズが昨年、1500人近い社員をリストラしたことはまだ記憶に新しい。全社員のうち3分の1を占める数字だとか。

他にもアメリカの各地方の有力紙が軒並み撤退するここ2年だった。

本当に紙の新聞はこの世から消えるのだろうか。

実は自分で言うのもなんだが、僕個人の意見は「YES」 である。

いや、100%のYESではないにしても、これ以上昔のようにメディアの主要ツールに戻りうる事は、復権することは、絶対にない。と思っている。

それでも「最後の紙世代」として何かできることはあるのではないか。あるいは今後、本格的にデジタルと紙が共存する時代に入って来たときにその中核にいつための方法は何か。いつもそれを考えるようにしています。

これからの自分の人生ともリンクするこの課題は、逃げようがなく正面から取り組んで行こうと思っています。