クリスマス・ツリー点灯式

カテゴリー: ライフ

世界一有名なクリスマスツリーが今年もロックフェラーに到着。

全米中継のもとクリスマスシーズンの幕開けを告げる、点灯式に取材で訪れる。タイムズスクエアのカウントダウンに並ぶアメリカの一大イベントだ。

毎年この時期、今年のツリーはどこの地方から育ったとか、育てたのは誰です とかが連日ニュースで報道される。

気温氷点下、点灯のその瞬間までかなり待たされるも、ヒートテックのおかげでだいぶラクだ(11月8日参照)

プレスが事前に集まる時間に少しだけ遅れる。大丈夫だろうと思っていたが甘かった。あまりの人だかりに結局、一般人に混じって待機する。どうしよう、編集長に怒られるな。俺、社長なのに。

マライアキャリーも来た(らしい)。ジェシカ・シンプソンもカイリー・ミノーグも来た(らしい)。あのスーザン・ボイルまで来た(らしい)歌声だけ聞こえたが姿は見えず。写真も撮れず。俺怒られる。

点灯の瞬間は、ちょっとウルっとくるほどの歓声だった。マライアの歌声よりツリーのキラキラより一緒に極寒を耐え抜いたまわりのニューヨーカー達の歓声になぜか僕は感動的を覚えた。

彼らの「Happy! Christmas!!!」の一言のかけ声はまるで

「一昨年のリーマン以降、何もいい事なかったし、今年もキツいままだったけどとりあえず、ツリーも灯ったし、来年はいいことあるさ」に聞こえた。

経済学者の中には向こう10年アメリカはダメだろうと断言している人もいる。

僕は経済学者ではないけれど、この能天気なニューヨーカー達の中にいて彼らを観ていると案外、大丈夫なんじゃないかなと思えてしまう。根拠なんてないけれど。

9年前のあの出来事からすら立ち上がった街なのだから。

米同時テロで救助活動に当たった消防士が寄贈したという今年のツリーを観て思う。